現実逃避5.0

覆水盆に返らず

スケッチ

youtubeの動画を見ながら水彩画の練習でもするか?

日曜日、また固形水彩を持って出かけて、前回とは別の水辺を描いた。 前回のカオス 今回のカオス genjitsutouhisha.hatenablog.com 水彩画の描き方の動画が、youtubeにものすごい数上がっていることは知っている。ぼちぼち観ていこうと思う。

コロナ下の公園スケッチ

入院以来、スケッチブックの登場回数がにわかに高まっています。週末は買い物のついでに、少し遠くの公園まで足を伸ばしました。大きな池のある公園でした。池の小島の弁天堂まで続く、橋の赤色が印象的でした。帰ってからスケッチにデジタルで色を付けまし…

最后 入院生活40日(10)

退院が間近に迫った頃、病室で撮った写真です。 「1-1 終了后抜針」と書かれています。 長い入院生活の末に、点滴は1日1本にまで減りました。この写真を撮ったのは、それが理由ではありません。私の知る限り、「後」を「后」と書くのは、さだまさしだけ…

譫妄 入院生活40日(9)

譫妄 せん-もう 錯覚や幻覚が多く、軽度の意識障害を伴う状態。(広辞苑) 一般に「せん妄」と表記されますが、記事タイトルを漢字二文字縛りにしているのでこの表記になりました。 「譫」の字は一文字で「たわごと」と読みます。「譫妄」以外には「譫言(う…

屋上 入院生活40日(8)

入院患者の屋上への出入りは自由だった。屋上からは、度田舎の風景を一望することができた。森と住宅街が見える。いや基本的にはそれしか見えない。それでも、遠くの集合住宅の並び方など、印象的な風景もあった。 屋上には滅多に人がおらず、一人でいると開…

絶食 入院生活40日(7)

絶食27日間の記録 栄養剤から解放された27日目以外の日数はおよそ適当。 初日から3日目 無(完全なる無) 栄養も水分も全て点滴によって得た。腹は減らない。そもそも食欲がない。苦痛があるだけだった。 3日目から15日目 無(水300cc) 1日300ccの水を飲…

窓 入院生活40日(6)

私が入院したのは、生まれ育った地元の病院だった。いわゆる郊外だが、郊外とは良く言いすぎで、何も無いところだ。そもそも郊外というのは、そういう土地を良く言うための言葉なのかも知れないと思った。踊り場の窓から外を見て、都市生活を懐かしんだりし…

点滴と私 入院生活40日(5)

点滴との関係は手術翌日からはじまり、退院前々日までつづきました。最初の段階は抗菌薬(抗生物質)や、その日に必要な栄養などを、点滴薬(輸液)の袋を1日に8度交換しながら、朝から深夜まで滴下される生活でした。点滴による静脈注射でも、体内に入る…

じつと手をみる 入院生活40日(4)

入院初期は自分の手ばかり描いていました 採血のとき、看護師さんに「すごくキレイな手」と、J-WALKみたいなことを言われました。 www.youtube.com

管 入院生活40日(3)

病室のベッドで、全身麻酔から醒めた私は、まず、体にいろいろとチューブが取り付けられていることについて、説明を受けました。それらは不要な液体を体の外に出すための装置だそうで、特に忘れえないのが「バルーン」というものです。これは全身麻酔中の患…

さらば虫垂 入院生活40日(1)

お久しぶりです。 突然ですが、退院しました。盲腸でした。コロナ禍を横目に、私はひっそりと虫垂炎になっておりました。受診時かなり病状が進行しており、虫垂にすでに空いた孔から、まずい物が漏れだしている状態だったそうです。そのまま緊急入院で手術と…