母が北海道出身であるわが家では、私の幼い頃、北海道旅行から帰るたびに、親戚を呼んで土産のジンギスカン(羊肉)を食べていました。
年に一度、居間の物を片付けて、道内の人がするように床一面に敷いた新聞紙の上で、
このようなジンギスカン鍋を囲むのです。少年時代の年中行事の中でも最高峰の日でした。
なので私にとってジンギスカンは、不味くてはならない特別な食べ物なのです。
以前北海道の安宿で出されたジンギスカンは、
小学校で飼っていたヤギの死を思い出させる味でした。
以上、今回の旅では食べていないジンギスカンの話でした。
今回食べたザンギ(エフ)。
最後の晩餐