「風来のシレン」というゲームをやっていました。プレイするたびにランダムに構造が変わるダンジョンを、ひたすら攻略するゲームです。プレイ中に敵に倒されると、それまでに集めたアイテムも、レベルも全て失う仕様のために、プレイヤーはたびたび虚無感を味わえます。
この女の子は作中のタオちゃんというキャラクターです。中華系のモチーフらしく、常にパンダの格好で、語尾に「~アル」がつくのが特徴です。
ネタバレなのですが、物語終盤に「タオは物心ついたときにはもう泥棒だったアル」という印象的な台詞を吐きます。語られるシリアスな状況と、語尾のコントラストが鮮烈です。