現実逃避5.0

覆水盆に返らず

旅の水彩画 山荘?

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ウォーターフォードホワイト F2)

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山で水彩画を描こうとしたら、ことのほか荷物が重くなった。筑波山に登るのに、街で使うようなショルダーバッグを選んで行ったのも間違いだったが、それに画材一式が入ると見た目に反して重かった。甘く見ていた登山道も予想に反して急だった。筑波山に登山道はいくつかあるが、私は一番手近な入り口から入った。その道がケーブルカーのルートに沿っていることは、地図とたまに行過ぎるケーブルカー自体から確認できたが、ということはかなり最短ルートに近い、等高線と垂直に交わるような急な坂道を行っているということだ。しかし登山客は多いからマスクはしていた方がいい。だから息も苦しい。足元もぬかるんでいて、気が抜けなかった。思いがけず大変な思いをしてたどり着いた山頂で、画材をとり出す気力は残っていなかった。

 

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旅の水彩画 筑波山駐車場

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日本100名山随一の低さを誇る、筑波山関東平野を見下ろす標高877mの山である。男体山(871m)と女体山(877m)という2つの頂きを持ち、山影は秀でており、古くから山岳信仰の対象となった。今も270m地点にある立派な山門より上はすべて筑波山神社の境内とのことだ。一年を通して登山客の絶えない筑波山だから、麓には公営私営の駐車場が多く、茨城県内の全自動車を収容して余りあるほどのキャパシティである。

旅の水彩画 梅まつり

先日、久しぶりに旅をした。茨城旅行という世にも珍しい試みだった。偕楽園の梅まつりが見たかった。偕楽園水戸市中心部にあって、「梅まつり」の期間が一年で一番にぎわう。私にとって二度目の偕楽園。前回の訪問は、冬もたけなわの虚無祭りだった。genjitsutouhisha.hatenablog.com

かつての寂寞の園から打って変わって、今年の偕楽園は梅が満開で、人出もあって、大層な賑わい。コロナもどこ吹く風だ。梅の枝ぶりは変化に富んでいて、わりと見飽きなかった。

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