雨やどり さだまさし
それはまだ私が神様を信じなかった頃
9月のとある木曜日に雨が降りまして
こんな日に素敵な彼が現れないかと
思ったところへあなたが雨やどり
府中刑務所の塀の中で、40歳の安部譲二は、たまたまラジオから流れてきたこの曲に、人生の希望を見たという。1977年発表の「雨やどり」は、さだまさしファンの間でも人気の高い曲であるが、私はどうも好きじゃない。曲はこう続く
すいませんねと笑うあなたの笑顔
とても凛々しくて
前歯から右に四本目に虫歯がありまして
しかたがないので買ったばかりの
スヌーピーのハンカチ
貸してあげたけど 傘の方が良かったかしら
私がこの曲に出会ったのは中学生の頃。安部譲二はすでに還暦を過ぎていた。CDはこの曲だけライブ音源だった。私がこの曲を好きでないのは、そのライブ音源の客がやたらと笑っていたからだ。上記の虫歯や、彼氏の靴下に穴が開いていたりするところで、笑い声が入る。そのたびに、笑うほどじゃないだろうと思ったものだ。
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