現実逃避5.0

覆水盆に返らず

エスキース

山深いローカル線の車窓だった。既に日が落ちて、山の稜線が辛うじて判る程度の暗さだった。走行音が変わったから、橋を渡っているらしい。小高いところに人家の明かりが見えた、街路灯の明かりも見えた、起伏に富んだ地形だった。旅先の漠然と憶えている景色を描いて見ようと思ったら、憶えていなかった。

 

描き始めたら何とかなることもあると思う。下絵を描いて構図を決めるのに、一気に塗れるデジタルは楽だ。山にパースをつけたら、現実的じゃないけどいけそうな気がした。f:id:machigaeta:20200703134203j:plain

今思えばこの時が一番いい状態だった

 

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鉄道模型感がある

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空の塗りムラだけがいい。偶然だけど

 

全部下絵ってことにしよう。

投稿の時間をずらして、新しい読者を得るもくろみは今のところうまくいっていない。