山深いローカル線の車窓だった。既に日が落ちて、山の稜線が辛うじて判る程度の暗さだった。走行音が変わったから、橋を渡っているらしい。小高いところに人家の明かりが見えた、街路灯の明かりも見えた、起伏に富んだ地形だった。旅先の漠然と憶えている景色を描いて見ようと思ったら、憶えていなかった。
描き始めたら何とかなることもあると思う。下絵を描いて構図を決めるのに、一気に塗れるデジタルは楽だ。山にパースをつけたら、現実的じゃないけどいけそうな気がした。
今思えばこの時が一番いい状態だった
鉄道模型感がある
空の塗りムラだけがいい。偶然だけど
全部下絵ってことにしよう。
投稿の時間をずらして、新しい読者を得るもくろみは今のところうまくいっていない。