通り抜け無用で通り抜けが知れ
江戸時代の川柳
東京メトロ某駅、ただの通路だと思っていた通行人は、この張り紙の前で立ち止まる。
駅の担当者にしてみれば、繰り返されるマナー違反に、何らかの対策をしなければならないのだろうが、「小便はトイレでお願いします。」というこの張り紙に、その通りの効果はあるだろうか。張り紙のメッセージを伝えたい相手は、常識の鎖から解き放たれている。可能性の高いところで、アルコールなどが非常に入っている。そんな相手に、張り紙のメッセージは届くのだろうか。一般の通行人には脅威を与えずに、対象者に有効なメッセージは何か、と考えると、「ここは駅です」などが妥当ではないだろうか。 張り紙の実際の効果が知りたいところだ。
今週のお題「リラックス」