先ほどから、私がさまよっているのは大雪山の麓の町東川。
旭岳の登山口が見つけられずにいる。
一年ぶりの旭岳登山となる今回は、前回のような悪天候に見舞われずにすみそうだが、
登る前から迷っているざまなのだ。
ようやくビジターセンターらしき建物を見つけた。
デッキにいたワイルドな感じのおっさんに尋ねた道を進む。
しばらく歩いて気づいたが、
私の手にビジターセンターからうっかり持ってきてしまったタオルが握られていた。
あそこはホテルだったのか。
やはり進めども進めども登山口はない
それどころか、先ほどの場所に戻っているではないか。
いつのまにか日も傾いた。
今日の山登りは無理だろうか
とりあえず、先ほどのホテルにタオルを返して、別の人に聞くとしよう。
しかし
そこには廃病院があった。
ビジターセンターと勘違いしていたホテルの場所にもどってきたのだが、目の前にあるのは、確かに、人っ子一人無く静まりかえった廃病院だ。
起きたことを理解できぬまま、足早にそこを離れた。
しばらく進むと公園があった。
公園にはまばらだが人影が見える。
ベンチに座り今起きたことを少しずつ整理する。
あの世とこの世、そんなことは今考えたくないが、境界線が曖昧になっているとしたら、今目に映っているこの人達は、本当に存在しているのか。
私はもとの世界に戻れるのだろうか。
ふと、遊歩道に見覚えのある人影が、
あれは・・・つい声が出た 「タオパイパイ!」
「なぜわかったー!!」
かわしたところで目が覚めた。
以上が日曜日に見た夢の話です。
起きた瞬間、頭の中にTPPという言葉が単独でありました。
フロイト流に分析すると駄洒落です
約 2,500 件 (0.33 秒)
無意識の敗北
今年も大雪山に行く予定です。
それ以外にも、しばらく、やらねばならぬ事を優先する(してねえ)予定なので、ブログの更新頻度が低下すると思います。
5/31修正 してる場合じゃなかった。